ウグイスの初鳴きを聞いて、心ときめく

いきもの

近所の里山で、ウグイスの「ホーホケキョ」という初鳴きを聞いてから1週間。今日は春のように暖かくてうきうきしてきます。

ウグイスは冬の間「チャ・チャ」と地味な声で鳴いています。春が近づくと、繁殖期を迎えたオスが縄張り主張や求愛行動として「ホーホケキョ」とさえずるんですね。ウグイスが「ホーホケキョ」とさえずるのを、そのシーズンで最初に聞いた日が「ウグイスの初鳴き日」です。「ウグイスの初鳴き日」は桜の開花前線のように、日本列島を北上します。ウグイスの初鳴きを聞くと「今年も聞けた。」とウグイスのいる環境にに安堵します。

今朝ん歩では、トビが小枝をくわえて私の頭上を旋回しました。「巣作りかなぁ」。近くの電柱にもう一羽のトビがとまっています。

実は先日、この電柱でトビの交尾を見かけました。その時と同じペアかもしれません。トビの繁殖期のピークは3月から5月といいますから、楽しみです。

この家に住みだしたころ、うちのヒマラヤスギには、トビが使っていただろう空巣が残っていました。その空巣は後にカラスが利用してひなを育て巣立ちさせました。台風だかの強風でその巣は落ちてきて、巣の素材にプラスチックなどの人工物が使われているのを観察したっけなぁ。

鳥たちが繁殖するには、巣を作る場所・樹々や、自分たちや子育てに必要なエサの取れる環境が必用です。樹々や昆虫、カエルやトカゲなどの生きる環境。それが人の生活とどう共生するのか、考えて暮らしていかなきゃ。樹々や昆虫やカエルやトカゲや鳥のいない中で、人が暮らしていけると、私には思えないのです。

先日、さる里山探訪中、人の歩く道のすぐ脇の地中で見つかった「オオスズメバチの空巣」。自然の中ではこんなところにひっそりと巣をつくるのですね。たった1匹の女王バチが、一粒一粒土をかきだし、巣を作っていったのかと、感慨深いです。でも私みたいなこと思っているのは虫好きの一握りの人たちだけかもしれません。

この里山は地元の方がたのボランティアで、維持管理されています。下草狩りのとき、このあたりでハチに刺された方がいたそうで、ハチがいないうちに巣を撤去します。オオスズメバチは脅威でもあります。

『人と自然の共生』の壮大なテーマを論じるほどの知識も論力もない私です。ただ、自分の庭は、自然観察にわくわくできる場所として、維持していきたい。そんなことを、考えました。

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