水仙は冬に咲くことにした

植物

淡路島には水仙の群生地がいくつかあり、真冬に、凛と立ち花を咲かせます。群生地は潮風が当たる傾斜地だったりします。温暖な土地とはいえ、花を咲かせるには厳しい季節、苛酷な環境に、なぜ咲くことを選んだのでしょう。

数日前の雨で、わが家の水仙が花をつけたまま倒れてしまいました。風も強かったかもしれません。

なんとか立ち上がらないかと見守っていましたが、雨は続き、持ち直しません。

無残やな、と思っていたのですが、横になったまま花を咲かせ続けるので、茎は曲がっても折れてないんかなと。つまり、生き続けているので、その強い生命力に感心しています。

球根植物の強さかもしれません。

水仙に毒があることからも、生命力の強さを感じます。動物から食べられないよう自分を守っているのかと思います。人・犬とも、誤って食べないよう注意が必要です。

水仙は、自分の栄養は自分で賄うし、自分の身は自分で守る、独立独歩の生きざまです。

切り花にして花瓶にさすと部屋中が甘い香りに包まれます。

球根で増えるのなら、香りや蜜で虫を招き受粉する必要もなかろうに?と思ってしましますが、球根で繁殖するメリット、種で繁殖するメリット、どちらも活用するということでしょうか。生存競争の少ない冬に花を咲かせる水仙の生存戦略は、どうやら成功しているようです。

これはヒマラヤスギの根元で咲く水仙。ヒマラヤスギの根が張っていて大きく育つことはできませんが、花を咲かせました。根を下したところで精一杯咲く姿は健気です。

私なら、環境に愚痴の一つも出てくるところですが、いかなることも自分が選んだ道と決めて前に進む水仙は強い。

倒れて地面についた花は、切り取り花瓶にさす。倒れれた茎の支えに紐を張り茎を持ち上げる。ささやかながら、手を貸しました。

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