フェロカクタス(巨鷲玉)だと思う。昨年の夏初めて花が咲いて、調べたら、画像が似ている。巨鷲玉は、大鷲が砂漠で羽を伸ばし、巨岩に止まってたたずむ姿を表現して日本で名付けられたそう。鷲の爪のような棘がある。つぼみは5個、順に育ってすべて開花した。

名前も知らないサボテンを育てていたのは、いただいたから。次男の中学卒業後の謝恩会を、当時、PTA役員さんが町の公会堂で、手作りで企画してくださり、心温まる思い出を作ることができた。最後に子供たちからそれぞれの家族にプレゼントされたのが、ちっちゃなサボテン。たぶん100均shopで購入されたのだろう、いろんな種類がごちゃ混ぜで用意されていて、私がたまたまいただいたのがこのサボテンだった。500円玉くらいの大きさだった。
だから、20年くらいこのサボテンのお世話をしてきた。大きくなるにつれ鉢を植え替えるのだが、棘が痛い。冬には室内に入れるのだが持ち運びの時も棘が刺さる。サボテンの知識もなく「水のやりすぎはあかんやろな」なんて思いながら、毎日様子をながめていた。次男は大学進学のタイミングで自立したから、このサボテンを見ながら、次男のことを思っていた。「棘、痛すぎやろ・・・」
去年の夏、突然つぼみができて花が咲いた。きれいな元気な花だった。それで、サボテンの種類がわかった。今年も、去年と同じころ、盛夏に咲いた。元気でいてくれてうれしい。